今回は宮崎県にお住いの30代女性から、本疋田絞りの振袖の買取体験談を頂きましたのでご紹介したいと思います。
実際の買取金額も公表していますので、本疋田絞りのリアルな買取相場の参考にもなるかと思います。
本疋田絞りとは??
まず、今回査定体験をして頂いた本疋田絞りの着物とはどういったものなのでしょうか?
「縫い締め絞り」「豆絞り」「四ッ巻き絞り」「一目絞り」など、様々な絞りがあります。
本疋田絞りは上記のような絞り技法の一つで、京鹿の子絞りとも言われています。
本疋田(ほんびった)絞りの「疋田」には、田んぼに線を引くという意味が込められています。
絞りの一目を田んぼに見立て、その数が多いほど高級とされました。疋田は唯一、日本独自の技法です。
絞り目を一つ一つ手作業で糸でくくって絞っていきます。
通常の疋田絞りでは、綿糸で3~5回程巻きますが、8回以上巻いたもののみを本疋田絞りといいます。
大変細かい作業であり、現在では総絞りを絞れる人がほとんどいなくなってしまいましたため、大変な高級品として知られています。
販売価格も200万円~500万円程で取引されています。
今回実際に買取査定に出した本疋田絞りの振袖の特徴
そんな本疋田絞りを今回バイセル (旧:スピード買取.jp)にて、買取査定を行った方の体験談ですが、今回査定依頼した着物の特徴は以下の通りです。
・本疋田絞り 振袖4着
生地 | 絹 |
柄 | 菊柄、ふじ色、赤、蝶柄の緑 |
状態 | しみや汚れが若干あり |
高級品である本疋田絞りを4着もお持ちとは・・。
うらやましい限りです。
実際の買取査定額はいくらだったのか??
では、実際にバイセル (旧:スピード買取.jp)で買取してもらった結果はどうだったのでしょうか?
4枚それぞれの買取価格の内訳は以下の通りでした!
(査定額内訳)
菊柄 | 150,000円 |
ふじ色 | 48000円 |
赤 | 80000円 |
蝶柄緑 | 50000円 |
4点の合計金額 328000円
でした。
しみや汚れが若干ありということでしたが、
査定員の印象では状態が比較的良かったとのことだったようで。
本疋田絞りの商品は状態管理が良いものはなかなか少ないとのことで、やはり高額な買取金額ですね。
・・ただ、元の価値を考えると、まあまあな買取価格ともいえるかもしれません。
利用してみた感想
今回本疋田絞りの振袖をバイセル (旧:スピード買取.jp)で買取依頼した女性の感想も頂いたので、こちらに記載しておきます。
40代 女性
とても大満足の結果でした。
予想ではかなりの安値で買いとられることになるのではないかと不安もありましたが、想像以上の査定と結果に心から感謝の限りでした。
タンスにしまい込んでおくだけではなく、せっかくの美しい着物ですので、しっかりと着物の価値のわかるプロの査定を受けて買い取ってもらうのが一番だと思います。
無料で自宅まで出張査定に来ていただけることも魅力的だと感じます。
女性の査定員さんがきてくれたので、安心して依頼できましたし、30分程で自宅まできてくれたので、申込みから査定終了までスムーズに終えることができました。
山口美術帯や新小石丸の帯など、有名な帯なら帯だけでも高額買取していただけるということでしたので、またしばらくして着用しなくなったものは買取に出してみようと思います。
髪留めやその他様々なアクセサリー系などの商品も受け付けているようです。
(アクセサリーなどは大半が親戚に譲ってしまったので今回は査定には出せませんでしたが。)
思っていたよりも評価していただき、保管における適切なご指摘や、着物の歴史などについても教えて頂き、とても勉強にもなりました。
またふたたび着物の査定を依頼するときはかならずスピード買い取りに依頼してみたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のような高級な着物は特に、しっかりとした審美眼をもった買取業者に査定を依頼すべきです。
高い着物であればあるほど、査定額にも業者によって大きく差がでますので。
以上、本疋田絞りの振袖の買取相場と、実際に売ってみた体験談でした。
※今回の体験談は実際に着物買取を行った方のリアルな体験談です。
ですが、時期や着物の状態、柄、色、年式など、様々な理由により、実際の買取金額は今回の査定額よりも高くなったり、低くなったりしますので、そちらはご了承ください。