今回は、汕頭刺繍の訪問着や小紋などを買取査定に出した方の体験談や、実際の買取価格などをご紹介したいと思います。
汕頭刺繍の着物をお持ちの方で、買取査定を依頼しようかお悩みの方の参考になれれば嬉しいです。
汕頭刺繍とは??
「汕頭刺繍(すわとう)」とは「相良」「蘇州」に並ぶ中国三大刺繍の一つです。
名前は、中国広東省東部に位置する都市名から来ています。
1858年の天津条約をきっかけに、このあたりでヨーロッパ人の宣教師たちがヨーロッパ刺繍の技法を伝えました。
その技法を、中国で伝統的な鳳凰や龍などのモチーフにし、ヨーロッパの技術と、中国の感性とが融合されて誕生したのがこの汕頭刺繍です。
吸水性の良い綿と麻の生地に刺繍をされており、上品でゴージャスなイメージが強く、現在では世界的にも有名で高く評価されています。
汕頭刺繍の着物の値段は??
汕頭刺繍の着物は全てどれでも高級品というわけではなく、それが機械織りで作られたものか、手刺繍で作られたものかで値段が大きく変わります。
また、刺繍の密度でも違いがでます。
機械織りのものであれば、5万円以下で買う事も可能ですし、
最高級品であれば、300万円以上の汕頭刺繍の着物も存在するようです。
今回買取に出した汕頭刺繍の着物
汕頭(スワトウ)刺繍の訪問着と、通常の着物2点、合わせて3点の着物を買取依頼しました。
母から譲り受けたもので、年式や、機械織りで作られたものか、手刺繍で作られたものかなどは不明です。
買取を依頼したお店は??
母が大切にしていた着物で思い入れも強く、また少しでも高く買取してほしい事情がありましたため、
着物買取店舗3社に買取査定を依頼し、見積を比較して高い会社に着物を売ることにしました。
買取を依頼したお店その① 近所の着物買取店
たまたまうちの近くに個人で経営されている着物屋さんがありました。
かなりの老舗でしたが、売られている着物はあまり高価なものはなく、割とカジュアルな着物を多く取り扱っているお店でした。
電話で買取を依頼し、後日お店へと着物を持込み、査定してもらいました。
買取を依頼したお店その② 出張買取店A
ネットでも色々と着物の買取店を探していたところ、目にとまったのがこちらの会社でした。
私の自宅も出張可能な範囲だったので、早速お願いしてみました。
申込みから約2時間後くらいに、自宅まで査定に来てくれました。
買取を依頼したお店その③ バイセル (旧:スピード買取.jp)
自宅でテレビを見ていた時に、木村佳乃さんが出ているCMが気になり、着物の買取も行っているようだったので、査定を依頼してみました。
結構大きな会社のようで、申し込みから3、40分程で自宅まで来てくれました。
買取金額を比較した結果!
上記3社の買取店の買取金額を比較した結果を以下にまとめました。
買取を依頼したお店 | 査定金額 |
①近所の着物買取店 | 10,000円 |
②出張買取店A | 15,000円 |
③バイセル (旧:スピード買取.jp) | 18,000円 |
以上が、3社の買取店の買取金額を比較した結果となりました。
3社の中で、バイセル (旧:スピード買取.jp)が一番高い買取金額をつけてくれました。
出張買取店Aは一番買取金額が低かったため、今回は社名は伏せさせていただきました。
買取査定を利用してみた感想
私なりに今回買取査定を利用してみた感想をまとめてみました。
今回一番感じたのは、出張買取の便利さ。
着物は意外とかさばるので、お店まで持ち運ぶのは少々重くて面倒でした。
出張買取なら、自宅までとりに来てくれるので何も面倒なことはなく、非常に楽でした。
スピード買取は、申し込みから買取に来てくれるまでにとても早かったので、時間をかけずに売りたい人でもおすすめです。
査定に来てくれた方の対応も非常に良く、その日に現金で買取してくれます。
是非利用してみてはいかがでしょうか??
まとめ
いかがでしたでしょうか?
汕頭刺繍の着物をお持ちの方、少しでも参考になれれば嬉しいです。
以上、汕頭刺繍の訪問着を買取に出してみた体験談でした。
※今回の体験談は実際に着物買取を行った方のリアルな体験談です。
ですが、時期や着物の状態、柄、色、年式など、様々な理由により、実際の買取金額は今回の査定額よりも高くなったり、低くなったりしますので、そちらはご了承ください。